着付の種類には、留め袖、振袖、訪問着、付け下げ、小紋、喪服などがございます。

色留袖・黒留袖

色留め袖は、パーティや結婚式などに着るのが色留袖です。ミスやミセスどちらも着ることができます。身内の結婚式の場合は“黒留袖”を着ます。

黒留め袖

色留め袖

着物本体

振袖

若い女性は成人式や謝恩会などの礼装として振袖を着ます。

振袖姿

振袖姿

振袖着物

訪問着

袖や肩、裾に絵羽模様が入った着物の、訪問着はミスもミセスも着ることができる気楽な礼装です。パーティや披露宴でも大丈夫です。

訪問着姿

訪問着本体

付け下げ

付け下げは一番気楽に着て出かけていける社交着です。年始に街中をちょっと歩きたい時や披露宴でも着て行けます。お茶会や子供の入学式や卒業式などにも大丈夫です。

付け下げ

付け下げ

小紋

可愛いお洒落な小柄模様の小紋は若い方からミセスまで人気です。これはちょっとしたお出かけに着ることができます。普段着感覚で着用できる気軽な着物です。

小紋姿

小紋の柄

喪服

通夜・告別式には喪服を着ます。

喪服姿

喪服:後ろ姿





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kitukesakura@yahoo.co.jp
Tel   047-439-7156

    090-3048-1839
担当 有馬 (着付け教師及び技能師の資格を保有)
着付けの桜

女性用の正装の和服について

現在の女性用の正装の和服の基本はワンピース型でありますが、女性用の袴は女学生の和服の正装の一部とされています。明治・大正時代に、学校で日常的に着る服として多くの女学生が女性用の袴を好んで着用し、女学生の袴姿が流行したことが、日本の文化として定着しました。そのため、現在でも入学式・卒業式などの学校の儀式で袴を正装の一部として好んで着用する女学生がいます。 現在の女性用の正装の和服には、黒留袖、色留袖、振袖、訪問着、喪服などがあります。これらの正装用の着物の特色は絵羽模様(えばもよう)によって柄付けがなされています。絵羽模様とは小さなパターンが繰り返し染められている反復された模様ではなく、和服全体をキャンバスに見立てて絵を描いたような模様のことであり、脇や衽と前身頃の縫い目、背縫いなどの縫い目のところで模様がつながるようにあらかじめ染められています。これら正装用の着物は原則的に結婚式・叙勲などの儀式・茶会など格の高い席やおめでたい儀式で着用されています。留袖には、黒留袖と色留袖があります。黒留袖は地色が黒で染められているもので、色留袖は黒以外のものが地色のものをいいます。黒・色共に原則として既婚女性用の第一礼装でありますが、最近では色留袖が未婚の女性に着用されることも多くなりました。

黒留め袖とは

既婚女性の第一礼装です。
結婚式に新郎新婦の母親や仲人夫人,親族の既婚女性が着るきものです。両胸と背,両外裾の五か所に家紋をいれ、裾だけに模様のある着物で、正式には「五つ紋付き黒地裾模様の留袖」です。裾模様には、松竹梅,鶴,亀,鳳凰,宝尽くしなど、おめでたい吉祥文様が選ばれます。帯は、金銀を使った錦織りの袋帯。黒骨・金銀面の扇子を持ちます。帯揚げや帯締め,半衿,長襦袢など第一礼装の小物は、白色のものを。豪華さを添えるため、白地に金銀をあしらうこともあります。バッグは小型で錦やビーズのもの、草履は錦製や金銀使いのものを合わせます。生地は地模様の無い縮緬が黒い地色で染められており、背・後ろ袖・前胸に五つの紋(染め抜き日向紋)があり、柄付けは腰よりも下の位置にのみ置かれています。
結婚式の披露宴などでよく着られるものです。黒地で裾に模様があり、日向の五つ紋です。衿や裾を重ねたような比翼仕立てが一般的です。紋は略式にしたりオシャレ紋を用いたり、幅広く応用して楽しめるのものではありますが、この黒留袖だけは、日向の五つ紋という基本ルールがございます。

色留袖とは

既婚女性の正装です。
上にも述べましたが黒以外の地色で染められたものを指します。生地も縮緬だけではなく、同じ縮緬でも地模様を織り出したものや綸子を用いることもあります。黒留袖は五つ紋でありますが、色留袖の場合五つ紋だけではなく三つ紋や一つ紋の場合もあります。宮中行事では黒が「喪の色」とされており黒留袖は着用しない慣例になっているため、叙勲その他の行事で宮中に参内する場合、色留袖が正式とされています。黒留袖は民間の正装とされています。
五つ紋付なら黒留袖と同格であり、三つ紋や一つ紋を付ければ、披露宴,祝賀会,パーティなど準礼装の中の最高級の装いとなります。色留袖も黒留袖と同じ裾模様ですが、柄の模様は風景や物語絵巻など様々です。帯は、錦や金地銀地などの箔織りにおめでたい柄を織った袋帯です。第一礼装として五つ紋付き色留袖を着る場合の小物は黒留袖と同じ白または白地に金銀使いのものを、三つ紋や一つ紋の準礼装では、長襦袢に薄色やぼかし染めでもよく、帯揚げや帯締めは伊達衿とコーディネートします。バッグは錦やビーズなど小型でモダンなデザインでお洒落できます。草履は綴れなどの布製やモダンな薄い色のエナメルなど。

振袖とは

主に未婚女性用の絵羽模様がある第一礼装です。
正式には五つ紋をつけますが、現在ではほとんど紋を入れることはありません。袖の長さにより、大振袖、中振袖、小振袖があり、花嫁の衣装などにみられる袖丈の長いものは大振袖です。近年の成人式などで着用される振袖は中振袖となっている場合が多いので注意が必要です。絵羽模様に限らず小紋や無地で表された振袖も多いです。
未婚者ならではの若々しさを表現するため、着物全体に華やかな色柄があったり、染め・絞り・刺繍などがほどこされているものが多くあります。柄ゆきによっては、結婚後に袖を短くして訪問着として着ることもできます。もっとも最近では、自由な発想で、結婚した後も可愛らしい振袖を楽しもうという人が増えてきています。
大振袖は、花嫁衣装やお色直しに、振袖や中振袖は成人式や新年会,披露宴など、小振袖は軽い晴れ着感覚で茶会や気軽なパーティなどに似合います。帯は錦織りや唐織りの豪華な袋帯、半衿は白,帯揚げは総絞りで伊達衿とコーディネート,帯締めは太めの平打ちや丸組,長襦袢は紅の無地やぼかしや絞りなど。バックは布製やビーズで小型のものを、草履は綴れなどの布製やエナメル製でかかとの高いものを選びます。

訪問着とは

女性用(未婚、既婚の区別なし)の絵羽模様がある第一礼装に次ぐ着物です。
紋を入れる場合もあります。生地は縮緬や綸子・朱子地などが用いられることが多いですが、紬地で作られたものもあります。その場合紬はあくまでも普段着であるため、訪問着であっても正式な席には着用できないので注意が必要です。
衿から肩、裾にかけて、縫い目で柄がつながった絵羽と呼ばれる華やかな模様が特徴だ。白い生地の段階で一旦着物の形に仮仕上げをほどこし、それから柄のデザインを入れていく職人の手間のかかった着物である。結婚披露宴やパーティー、お茶会など、正式な場所で着こなせます。
色留袖や振袖の次にフォーマルで、お洒落の要素もあわせもっているためり、結婚式,表彰式,パーティ,茶会など幅広く利用できます。紋を付けると格が上がりますが、一般的には一つ紋です。
肩と裾に模様があり、広げると一枚の絵になる絵羽模様の華やかなきものです。
帯は、袋帯や織りの名古屋帯,綴れなど。半衿には白,色衿,刺繍衿など自由ですが、改まった場所では白衿で。長襦袢は訪問着に合わせますが、きものよりも薄い色を選びます。帯揚げには絞り,ぼかし,箔置などを、帯締めは帯に合わせて白や金,銀,ぼかしなどの平打ちや丸組を用います。
バッグは布製のほか洋装用の小型のものもお洒落です。草履は布製やエナメルでかかとの高いものを選びます。

喪服とは

五つ紋付き黒無地です。葬儀や告別式に着る不祝儀の正装です。
関東では羽二重、関西では一越縮緬を使用することが多いです。略喪服と言って、鼠や茶・紺などの地味な地色に黒帯を合わせる喪服もあります。略喪服(色喪服)は参列者および遠縁者など血縁の近さ遠さによって黒喪服を着るのが重い場合や、年回忌の折に着用します(通常は三回忌以降は略喪服を着ることが多いようです)。

      古来は喪の礼装であるため、長着の下に留袖と同じく白い下着(重ね)を着ていましたが、現在では礼装の軽装化と「喪が重なる」と忌むことなどもあり下着は用いられないのが一般的す。未婚、既婚、共に着用するものです。本来は白いものでありました(現在でも白い喪服を用いる地方もあります)が、明治以降黒=礼装の色と定められたことと、洋装の黒=喪という感覚の影響で現代では黒が一般的です。

帯,帯揚げ,帯締め,草履,バッグは黒で統一し、長襦袢,半衿,足袋は白をもちいます。通夜や四十九日の法要に招かれた時など準礼装の装いには、黒喪服に色喪帯や、色喪服に黒喪帯を。色喪服は光沢のない抑えた色無地のきもので、色喪帯はグレーや白,藍などの地色に、文様や家紋を写した袋帯や名古屋帯です。喪の習慣には、地域によって多少の違いがある場合があります。

付け下げとは

訪問着を簡略化したもので、訪問着を簡略化した染めのきものです。
あらかじめ切って裁断された上に柄を置く絵羽模様ではなく、予定の場所に前もって想定し柄が置かれた反物の状態で売られているもので、縫うと訪問着のような位置に柄が置かれるものです。一見訪問着と見まがうものもありますが、訪問着との大きな違いは柄の大きさや縫い目での繋がりの他、八掛(裾回し)が表地と同じもの(共裾)ではなく、表との配色が良い別生地を用いている点であります。略式礼装にあたるため儀式などの重い席には着用されることが少ないですが、軽い柄付けの訪問着より古典柄の付け下げの方が格が上とされるので、着用の際には注意が必要である。一般的な付け下げは儀式ではないパーティーなどで着用されることが多いようです。気軽な社交着と考えましょう。難しいのは訪問着との区別です。衿部分に模様がなく控えめな柄が付け下げです。またこちらは訪問着と違い、反物になっているものを着物に仕立てています。ただ、出来上がると訪問着と区別がつきにくいほど華やかなものもあります。訪問着ほどあらたまることのない席や、観劇、華美ではないお茶会などに向いているとおもわれます。
着ていける場所は、訪問着と少しも変わらず、結婚式からお茶席,パーティなどです。訪問着に比べて模様が少ないので華やかさに欠け少々地味ですが、その反面、落ち着いた雰囲気をかもしだします。帯は、付け下げの格によって袋帯や名古屋帯を合わせます。半衿はちりめんの白など。長襦袢はきものに合わせて薄色や多色使いの絞り染めで個性を出すことも。帯揚げは絞りやぼかし,無地のもので、帯締めは平打ちや冠組などを。改まった席では訪問着に準した小物が無難ですが、気軽な社交着としてなら中型のバックや,少し低めのかかとの草履を合わせられます。

小紋とは

小さな柄が着物全体に染め上げられたものです。結婚式などのフォーマルな場以外なら、いろいろな場面で着ることができます。(江戸小紋は例外で、色無地と同格です)。

初詣や観劇,お稽古,ショッピング、ちょっとしたパーティなどに、ちょっとお洒落な装いで出かけてみてはいかがでしょうか。染めの種類が豊富な小紋は、帯や小物もさまざまにコーディネートしてお洒落を楽しめるきものです。半衿は色が基本ですが、色柄ものや刺繍衿などで個性を出したり、長襦袢も濃い色や友禅柄などお好みで合わせられます。帯揚げや帯締め,バッグ,草履なども、カジュアルな小紋やお出かけ用の小紋など、スタイルに合わせて選びます。

ちょっとしたお出掛けから、パーティー、晴れやかな席まで、オールマイティーに使える着物なので、ぜひ一枚は持っていてもらいたい着物です。このため、準礼装の格がある江戸小紋や、よそゆき着物の友禅小紋などもございます。


紬とは

街着や普段着に向いている着物です。料理屋さんの女将さんなどがよく紬を着ています。紬は全国に産地があり、結城や大島に代表される手のこんだ絵絣模様、縞や格子、絣柄など、素朴な風合いを持っています。絹のほかに、木綿、麻、ウールなどの素材もあります。着方によっては、粋な着こなしができる着物でもあります。

かつては自家用のきもの織ったことから、普段着の家庭用のきものという印象がありますが、織りの素晴らしい伝統技術が見直され、カジュアルなお洒落着や社交着,遊び着など街着として着られるようになりました。全国各地に広がっている織りの産地ごとに、素材や製法技術が違っていて独特の風合いを持っています。「紬を着こなしてこそ、きもの好き」といわれるくらい、紬の装いには個性が出ます。コーディネートも、自分らしく自由に楽しんでください。

色無地とは

黒以外の色に染めたもので、基本的に柄はありません。いろんなパターンにより、着用範囲が広く、長く着れる着物なので、ひとつあると便利です。一つ紋を付ければ準礼装に、三つ紋以上なら紋のない訪問着よりも格上に、また地味な色なら黒帯を合わせれば略式喪服にもなるものです。また最近では地紋に意匠をこらしたものも人気です。


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